獣医学部に来た理由は?獣医学生にアンケート!獣医の志望理由をご紹介!
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あえて言いますが、獣医学部は決してコストパフォーマンスがいいとは言えません。受験も大変だし、入ってからも勉強きついし、そのくせ獣医さんは薄給です。僕が獣医学部を受験したいと言ったときも高校の先生に、獣医は「臭い・汚い・儲からない」の三重苦だと脅され、大人しく医学部に行けと面談で諭されたりもしました。きっと似たような経験をした獣医学生も多いはずで、今現在進路に悩んでいる受験生もいるでしょう。

 

ではなぜ獣医学生はコストパフォーマンスがよろしくない獣医学部に来たのか。

 

今回は僕の周りの獣医学生にどうして獣医学部に来たのか、来てよかったかを聞いて回りましたのでその結果をご紹介します。僕がそうだったように進路選択に悩んでいる受験生の助けになれればと思います。

 

 

獣医学部を目指した理由

初志貫徹型

「獣医さんになりたい!」という小さい頃からの夢を叶えるために来たタイプです。割合的には最大派閥でした。初志貫徹型と括ってしまいましたが、根っこの動機は様々で以下のようなものがありました。

 

  • 単純に動物が好きで獣医さんになりたかった
  • 動物園の獣医さんになりたかった
  • 馬が好きで...以下略
  • 鳥が好きで...以下略
  • 親が獣医で自然に目指していた
  • 家が畜産農家
  • ペットが死んだときに助けてあげたいと思った

 

この初志貫徹型に多いのは小さい頃からペットを飼っていた人です。小さい頃飼ってた犬が死んでしまったときに獣医さんになろうと思った、なんてのはよくありそうな話ですが、実際にそういう人はいます。そう見ると家庭の影響がかなり大きくて、「母親が捨て猫を保護していて家に何匹も猫がいた」「祖母が小鳥を何羽も飼っていた」、「家が酪農家で牛がいっぱいる」とか「父親が両生類の繁殖を趣味にしていた」、「親が競馬好きで自分もハマった」など、幼い頃から動物が身近であった人が獣医学部には多いです。また親が獣医という家庭は学年に2~3人はいますね。ちなみに親が医者も同じくらいいますが。

 

このタイプの人は卒業後の進路として小動物臨床や大動物臨床、動物園獣医師などを目指す人が多いですが、6年間の間に考えは変わるもので、卒業後の進路まで初志貫徹な人は思ったより少ないです。個人的にはずっと初志貫徹より、一度は迷ったりしたほうが健全なような気がします。

 

知的好奇心型

これは単に獣医学に興味があったから来たというタイプで、獣医さんになるのが夢だったわけではありません。なので最初から臨床に興味がなく、研究志向な人もいます。このタイプも一定数いて2番目に多数派でした。実際の声としては以下のような感じです。

 

  • 動物が好きで純粋に動物のことを勉強してみたかった
  • 感染症の研究がしたかった
  • 一番トガっている学部だと感じた
  • たくさん動物に触れて楽しそうだと思った

 

とまぁこんな感じで、志望校を考える中で「こういう研究がしてみたい」とか「自分は動物が好きだから動物について勉強してみたい」とか「数ある学部の中で獣医が一番特殊でレアな体験ができると思った」などと思って獣医学部を目指した人たちです。この人たちも根っこには動物が好きという思いがあります (たまに全然好きじゃない人もいます)。この手のタイプには賢い人も多いですが、自分の興味のない臨床の話とかになると途端にやる気がなくなっているのを見かけます。

 

「動物が好き」というボーイズ&ガールズは多いですが、獣医学部受験までたどり着く人は実際には少ないと思います。別に獣医さんにならなくてもいいんです。獣医学生の進路は本当にいろいろです。動物が好きというには獣医学部を目指す立派な理由になると思います。こういう人たちも獣医学部をとってもエンジョイしています。

 

 

その他

早くもその他になってしまって申し訳ありませんが、大体の人が上の2つの理由に大別できてしまったので許してください。その他の理由としてはこんなのがあります。

 

医学部に行きたかったが無理だった

医学部落ちのパターンで、後がないので獣医で手を打ったという人です。少数ですがこういう人もいます。そしてやめていく人も多いみたいです。僕の友人にもいますが、その人はもともと動物が好きだったというのもあって、すっかり獣医にハマっています。医学部をあきらめて獣医は幸せになれないパターンも多いのでよく考えてくださいね。

詳しくは以下の記事でも書きました。

 

 

医者家系の次男

ピンポイント過ぎですね!これは「父さんも兄さんも医者で同じじゃつまらないと思った」とか「医者の父親に反発して違う道を選びたかった」とかっていう人です。特定の個人だろと言われそうですが、思いの他いるようです。おもしろいですね。

 

 

動物のお医者さんに憧れて

これは漫画「動物のお医者さん」を読んで獣医学部に行きたくなった人のことです。この漫画は北海道大学獣医学部を舞台にした漫画で、獣医学部人気の火付け役になったと言われています。実際にいた先生や行われていた行事が漫画でも書かれているそうで、母親の影響などでこの漫画を読み「こんな学生生活を送ってみたい」と思って獣医学部を目指したという人もちょこちょこ聞きます。特に北海道大学さんでは多いみたいですね。

 

 

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まとめ

いかがだったでしょうか。僕自身は単に動物が好きで、獣医学を学んでみたかったという人間ですが、獣医学部に来て本当によかったと思います。獣医は儲からないとか、地位や待遇が低いとか、うんちにまみれる汚い学部とか、そんなことも言われます。その通りだと思います!でも僕らはそんな獣医学部を愛さずにはいられません。獣医さんにはなりたくないけど、動物が好き。そんな理由も立派な志望理由だと思います。中高生のみなさんはぜひ後悔しない進路選択をしてくださいね。

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