オーストラリアに来たらかわいい動物たちが見たい。けど遠くまで行くほどの熱意はない。そんなあなたにおすすめなのが「ワイルドライフ・シドニー」です。今回はそんなシティの中心地から徒歩でも行けちゃう素敵な動物園、ワイルドライフシドニーの情報、というかワイルドライフシドニーで興奮すべきポイントを僕の趣味全開でご紹介します。
目次
ワイルドライフシドニー概要
ワイルドライフシドニーは2006年にオープンした比較的新しい動物園で、シドニー中心地にほど近いダーリングハーバーのあります。水族館 (と蝋人形館) も併設されていて、一日で陸の動物も海の動物も見れちゃう素晴らしい施設です (料金は別)。
基本情報
【場所】
【入場料】
- 大人 $44
- 子供 (3-15歳) $31
- 学生&シニア $35
入場料は大人44ドルとやや高めですが、事前にネットで買えば35ドルです。また水族館とセット券の事前購入なら88ドル→50ドルになります。平日でも入場券販売カウンターは長蛇の列だったので、事前購入してスマホ画面を見せて入場することをおすすめします。(これなら英語が不安でも大丈夫)
【営業時間】
年中無休 10:00~17:00(季節によって変動あり)
最終入場は閉園の1時間前です。動物園側はすべて見るのに1時間半を推奨しているので、余裕を持ってきたいですね。ちなみに僕は3時間以上いました。
見られる主な動物
ここからが重要な見られる動物情報です。僕の主観で「主な」動物を紹介します。
日本では見られない動物
- カモノハシ
- ミミナガバンディクート
- クアッカワラビー
- ヤブワラビー (パディメロン)
- オオフクロモモンガ
- オオフクロネコ
- アカネズミカンガルー
- トゲホップマウス
- etc..
日本の動物園にもいるオーストラリアの固有種
- コアラ
- ウォンバット
- タスマニアデビル
- イリエワニ
- クロカンガルー (Western Grey Kangaroo)
- オオカンガルー (Eastern Grey Kangaroo)
- ワラビー
- チビフクロモモンガ
- ハリモグラ
- etc..
爬虫類&両生類&鳥類は割愛!!
オーストラリアはやはり固有種が多く、日本では見られないものもたくさんいて大興奮できますよ。オーストラリアの人気動物コアラ、ウォンバット、カンガルー、イリエワニ、カモノハシはこの動物園ですべて見られます。
いざ園内へ!
此の動物園は屋内動物園になっており、規模はそれほど大きくありませんせんが、設備はきれいだし見どころ満載です。暑い日差しを浴びずにすむのも嬉しいところです。
【園内マップ】
園内は上のような10ゾーンにわかれています。ひとつずつ見ていってもいいですが、園内の様子全般は公式サイトや他のブログで紹介されていますので、ここでは僕が興奮したポイントを主観で勝手に紹介していきます。
1位 カモノハシがめちゃくちゃ元気
大興奮です。日本では見られないカモノハシがこんなに元気に動き回っているとは。野生ではとても臆病なのでこんなに元気なところを見るのは難しいと思います。
カモノハシの前で小一時間ほどねばって、ザリガニを食べるところを収めました。見たいですか?も~しょうがないなぁ。ほら。
感動です。僕は昔、オーストラリアのケアンズで野生のカモノハシが出没する池に潜んでみたことがありますが、見れたのはプカっと浮かんでくる茶色のスリッパみたいな物体だけでした。あれから数年、やっとちゃんと対面できました。
カモノハシプールはこんな感じでこじんまりしてます。
ずっとカモノハシプールの前にいたので、何度も通りかかる飼育員さんに「カモノハシそんなに好きなの?」って聞かれてしまいました。1人で1時間カモノハシ見続けるというのは異常者のすることです。気をつけましょう。
2位 タスマニアデビルもめちゃくちゃ元気
Devils den = 悪魔の巣穴、という恐ろしいゾーンですが、元気いっぱいの2頭のタスマアデビルが走り回っていました。思っていたよりもコロっとしたシルエットで、走り方もポテポテしてめちゃくちゃかわいかったです (伝わらないよね)。
2頭でじゃれたりすると、デビルっぽい大きな口を開けてくれたりして見ていて飽きません。
タスマニアデビルは最大の肉食有袋類で、死肉を食べることから少し恐ろしいイメージがありますが、森をお掃除やさんとして生態系に貢献しています。ちなみにこの子たちも有袋類で、コアラやウォンバットと同じく、後ろ向きにポケットが空いているタイプです (カンガルーとは逆向き)。
ちなみに日本では多摩動物園で見ることができます。
タスマニアデビルは伝染する顔面腫瘍の流行により、絶滅することが心配されています。詳しくは以下の記事で。
3位 夜行性コーナーは見たことないやつだらけ
オーストラリアの固有種は盛りだくさんなので日本では見たことない動物をたくさん見ることができます。
どーんとスペースを使っているのはミミナガバンディクート。
夜行性ゾーンは暗く、もちろんフラッシュ禁止なので写真でお伝えするのは限界があります!ミミナガバンディクートはこんなやつです。
クラッシュ・バンディクーというゲームシリーズはご存知でしょうか。ちょっと版権の関係でここに貼るのは控えますが、彼のモデルになった動物ですね。似てない。もちろんこの子たちも有袋類です。
お次はオオフクロネコです。しっぽまで斑点があるのが特徴ですね。かわいい。
タスマニアデビルも同じフクロネコ科の仲間なので、なんだかシルエットが似てますね。オオフクロネコもデビル同様、大型の肉食有袋類です。こっちはLagest、デビルはBiggest表記されていたりするので、体長的にはオオフクロネコが最大ですかね。まあ細けえことはいいか。
ネズミカンガルーの仲間もいます。ねずみに似てるカンガルーでこいつはアカネズミカンガルーという種です。うさぎくらいの大きさです。
他にも上述したようなフクロモモンガの仲間などが展示されおり、とても見応えがありました。
選外 オーストラリアの動物にいっぱい会えるよ
ここからは個人的に見慣れたやつが多かったので選外になっていますが、オーストラリアの動物がいっぱいいました。
もちろんコアラもいます。(NSW州では抱っこ禁止です)
カンガルーふれあい広場で餌をあげたりもできます。
ここはウォンバット、ワラビー、ワライカワセミがなぜか一緒に展示されている不思議な空間。
ウォンバットはやっぱりかわいいですね。(ヒメ(common)ウォンバットです)
クアッカワラビーはSNSで人気ですね。笑ったような顔がとてもかわいいとか。残念ながら僕には笑いかけてくれませんでした。なんなら少し元気なさそうで心配な感じでした。
イリエワニもいます。右下の透明ケースに潜り込める場所があるので、そこで迫力満点のワニが見られます。(僕は割愛しました。あしからず。)
オーストラリのトカゲやヘビも展示されています。マツカサトカゲに虫をあげているのを見学しました。
ヒクイドリなんかもいます。日本の動物園でも見ますが、出身はオーストラリアやニューギニア、インドネシアあたりの国です。
といった感じでオーストラリアの動物がたくさんいます。僕はほとんどの情熱を1位から3位に傾けていたので他の動物のことがおざなりになっていますが、素敵なやつらばかりです。
僕はハリモグラを見逃したことを深く公後悔しています。カンガルー広場にいるみたいです。見逃し注意です。
まとめ
ワイルドライフシドニーは、シドニー中心地やオペラハウスからもアクセス抜群で気軽に行けちゃうにもかかわらず、オーストラリアの有名どころをしっかり押さえて楽しめる素晴らしい動物園です。
動物園自体は2時間もあれば十分周れますので、シドニー観光の隙間にぜひ訪れてみてください。ガチ勢は半日使ってカモノハシにはりつくのも楽しいですよ!(2019年7月)