【中国】動物園でパンダが見よう。!本場、成都パンダ繁殖研究基地で赤ちゃんパンダを堪能。
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動物園の人気者パンダ。赤ちゃんパンダが生まれたなんて日には大騒ぎです。上野動物園がディズニーランドより混んでしまいそうです。でも中国のパンダ繁殖基地にいけば赤ちゃんパンダが見放題なんです。今回は「パンダ見たいよ~」とねだられているお父さん必見!本場中国のパンダ基地の紹介です。

 

パンダ見たいならいっそ中国へ!

日本でパンダが見られる動物園は2018年現在、賜上野動物園 (東京都)、アドベンチャーワールド (和歌山県)、神戸市立王子動物園 (兵庫県)の三か所です。一番飼育頭数が多いアドベンチャーワールドでは6頭のパンダが飼育されており、パンダ好きにとって穴場スポットになっています。

 

もちろん僕もアドベンチャーワールドは大好きですが、所在地はここ。

遠いよ~。

 

だからもういっそ行こうと思いまして。中国。行ってみたらもうパンダ祭でパンダも子パンダもいっぱなんです。アクセスも簡単でした。和歌山行くのと似たようなもんです(暴言)。

 

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パンダについての事前学習

パンダの基本情報
  • 生息地:中国
  • 体長:120-150 cm
  • 体重:100-150 kg
  • 食性:草食に近い雑食
  • 寿命:約20年
  • 個体数:約1900頭

パンダに関する情報は下の記事にもまとめました。

 

パンダが生息しているのは下に示す山々。

 

見ての通り、「成都」という都市の西側にパンダの住処があることがわかります。そう!四川省、成都はパンダの聖地なんです。成都付近にはいくつもパンダ保護区が設置されており、パンダ見学の拠点になっています。中でもアクセスが簡単で、気軽にたくさんのパンダを見られるのが「成都パンダ繁殖研究基地」です。

成都パンダ繁殖研究

成都パンダ基地は成都市街から車で30分足らずの場所に位置し、パンダの保護、繁殖活動を行う非営利組織です。 1987年に設立され、2011年までに、累計172頭のパンダの繁殖に成功しているそうで、パンダの繁殖に関する研究・保護教育・教育観光地として世界的に有名な施設となっています。アドベンチャーワールドと協力体制をとっているのもここです。

 

このパンダっぽいゲートが目印。

Kreisverkehrsampel, 2015, Eingang der Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding. CC BY-SA 3.0

 

成都到着!

2017年8月。関西空港から中国、四川省の中心地成都へと飛び立ちました。成都はかなりの大都会ですが、一歩下町?裏路地に入れば異国情緒を感じられるいい街です。

ただ暑い。湿気もすごい。これだけはどうしようもないですね。そしてパンダの前に、腹ごしらえ!四川と言えば辛ーい中華料理の本場です!そして中でも僕が気になっていたのはここ!

陳ばあさんの麻婆豆腐店!これは麻婆豆腐発祥の店として有名な人気店なのです。

 

そして実食。オイリーな辛い汁に豆腐が浮いている感じで日本のよりさらさらです。

めちゃくちゃ辛い。というか痛い。翌日はおしりから火を吹いたのは言うまでもありません。

 

いざパンダ基地!

成都からパンダ基地を目指す

パンダ基地はここ!

 

空港からは車で45分程。僕が宿泊しているホステルは成都中心地のやや北側なのでもうちょっと早く着きそうですが、中国の都市部は道がとっても混んでいるので実際は2倍くらいかかります。僕はuberというタクシーアプリでタクシーを呼んで連れて行ってもらいました。

 

なんとしても自力で行きたいという派閥の人は地下鉄とバスでも行けます。

  • 地下鉄3号線で「動物園」駅、あるいは「熊猫大道」駅下で車。その後、198番バスで「大熊猫繁育研究基地」まで。

 

 

ついに到着!パンダがいっぱい。

ワクワクしながらパンダの門をくぐります。朝早く行ったのであまり人はいませんでした。そして入っていくと、いるじゃないの!無造作にパンダが展示されている。

僕以外に見ている人はいません。パンダもやる気がありません。対照的に僕のテンションはMAX。「いるっ!パンダ!いるわ!」と興奮してわけわからなくなっています。そりゃいるよね。パンダ。ちなみに周りにも同じような感じで気だるげなパンダがいっぱい展示されてます。なぜかみんなは素通りしていく。

 

サービスショット

 

そしてしばらく進んでいくと建物に向かって人が並んでいる。みんなここにいたんだね。なにやらガラスの向こうを熱心に覗き込んでいる様子。

 

とりあえず列に並んで進んでいくと、何やらガラスの向こうに

「うおーい!赤ちゃんパンダ!新生児パンダですよ!コレ!」保育器の中に生まれたばかりのパンダがいます。

 

パンダの赤ちゃんは体重100-200gととても未熟な状態で生まれてきます。有袋類を除けば、母親に対する赤ちゃんの大きさが極めて小さい動物です。生まれて2か月は目も見えず、移動もできず、とかなり弱々しい状態なので、ここがパンダ繁殖の1つの勝負どころですね。

 

奥にいるのは飼育員や獣医さんでしょうか。しっかりと管理されていそうです。

 

ちなみにパンダは一頭もしくは二頭の赤ちゃんを生みますが、二頭生んだ場合にはより強い一頭のみを育てる習性があるため、もう一頭の方は野生下では死んでしまいます。そのため繁殖基地ではもう一頭の赤ちゃんを保育器に入れて育てています。

 

そして育ってきた赤ちゃんがコレ!

あれ?これ生きてますか?と不安になるほどのぬいぐるみ感。

見えますか?コレ?野生なら死ぬよ!おい!

(画質...)

かわいいんじゃ~

僕はこの子パンダ館を7周しました。大人パンダはその他にもいーっぱい。最後には「あーまたパンダか。」ってなります。

 

レッサーパンダもいます。ここではレッサーパンダが放し飼いになっている広いブースに人が入っていけるので、かなり接近できます。

足元を通り過ぎていくレッサーパンダ。

アクセス

日本から成都へは、成田空港や関西空港から直行便が出ていて簡単にアクセスできます。乗り継ぎ便なら往復でも最低価格が3万円を切る (関空発着)ので、かなりリーズナブルです。僕はギリギリに航空券をとったのもあって関空から乗り継ぎ便、往復4万弱で行きました。

 

中国は15日以内ならビザも不要ですし、入国も簡単です。

 

空港からは市街地に行くバスがわかりやすく出ているので、それに乗ってもいいですし、タクシーに乗ればなお安心です。ちなみに中国の方々は英語話さない人も多いですが、漢字を書いて見せれば大体わかってくれるし、親切な人が多いです。

まとめ

成都のパンダ基地では大量のパンダと子パンダを見ることができました。新生児パンダなんかは日本ではほとんど見ることができません。パンダファンのみなさまをはじめ、パンダを見たいなーって思っている方は思い切って成都に行ってみるといいかもしれません。本場四川料理も楽しめますしね!

(2017年8月)

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