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近年すっかり人気になったフィリピンの英語留学ですが、実際に経験者の話を聞くと賛否両論で、時間を無駄にしたという人からめちゃくちゃ楽しかったという人までさまざまです。なんにせよ大切なのは「英語力があがるか」というところですね。今回は1ヶ月マニラの語学学校に滞在していた僕の所感をご紹介します。

 

フィリピン留学の授業

フィリピン留学の授業は基本的にマンツーマンで、会話中心になります。もちろん生徒の希望に合わせて授業内容は変えられますが、とにかくスピーキングを鍛えてしゃべれるようになるのがフィリピン留学の主な狙いとなると思います。一般的な英語学校の授業内容の例としてはこんな感じだと思います。

 

 

  • スピーキングメソッド (カランメソッド)

有名なカランメソッドというやつです。相手の質問に対する答えを、主語述語その他省略せずに完全な文で素早く答えるというトレーニングです。つまらないですが、耳や口を英語に慣らすのに役立ちます。Do you have a pen in your left hand? とかって聞かれたらすぐにYes, I have a pen in my left hand. と答える、みたいな感じです。

 

 

  • ディスカッション(impact issueとか)

社会問題やニュースなどのトピックに関して、自分の意見を話し合います。自分の言いたいことをまとめて話すので、会話の練習になります。レベル別にいろんなテキストがあります。

 

 

  • 発音矯正 (American accentとか)

英語独特の発音の省略やつながりなどを含めて、自分の発音を矯正してもらえます。発音の練習は地道で苦行ですが、これをやるとリスニング力もあがるという人もいます。

 

 

      • 英会話の教科書 (Side by sideとか)

      中学校の英語の授業で使ったようなやつです。日常シーンに合った簡単なフレーズを音読したりしながら練習していきます。

       

       

      他にも文法の授業などが取れますが、メインはやはりスピーキングで、文法やリーディングは自分で学習するか、日本人に教えてもらった方がわかりやすいと思います。

       

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      授業の体験談とその効果

      僕自身が授業を受けた感想と、長く学校にいる方々の感想をまとめてみるとこんな感じでした。決してこれがすべてではなく、僕の授業の受け方が悪いせいで変な評価になっているところもあると思います。

       

       

      スピーキングメソッド (カランメソッド)

       

      • 初心者が英語に慣れるのにおすすめ
      • 中上級者のウォーミングアップとしておすすめ
      • 一日2時間が限界。それ以上は飽きる。苦行。
      • 英語に慣れはするが、自分の言いたいことを伝えられるようにはならない

      →スピーキングメソッドは英語を一度頭の中で日本語に変換せず、英語のまま理解できる「英語脳」をつくるためのトレーニングです。これを行うことで、簡単な質疑応答ならスッと頭に入ってくるようになり、英語の基礎力はつくと思います。ただ、質問をオウム返しするだけなので、意見を伝えたり、スピーチするような本当の意味での「スピーキング力」がつくかは微妙というのが感想です。

       

       

       

      ディスカッションタイプ

      • 初心者すぎると何も言えず、沈黙の時間が長くなってしまう。
      • 中級者の人は自分の意見を話す練習ができるので、満足度が高い。
      • レベルが高いテキストはかなり手応えがあるので上級者でもいいかも。

       

      →ディスカッションタイプの授業は、テキストの文章を読んでそれについて先生と話し合うようなものです。自分の考えを話すので、ボキャブラリーや文法がまだ定着していない初心者の人だと、話せなかったり、単語を並べるだけになってしまって効果が薄いというのが、多くの人の見解でした。ある程度話せる人は、たくさんしゃべって手応えを得られるので実のある授業になるようです。

       

       

       

      発音矯正

       

      • ひたすら発音練習するので楽しくはない。苦しい。
      • 全然話せないのに発音もクソもない
      • 英語独特の発声がわかるようになってリスニング力が上がった。
      • 自分の英語が少し、それっぽく聞こえるようになった。

       

      →これは少しは英語がしゃべれて、かつ真面目な人はハマるようです。自分の発音がおしゃれな感じになることに加え、英語耳が鍛えられ、リスニング力が上がるという声も聞かれます。ただ本当の初心者や時間のない方は、これよりも英語をたくさん話すような授業をやるべきだと思います。ある程度話せるのに、英語がうまく聞き取れない、など壁にぶつかっている人はやる価値アリだと思います。

       

       

       

      英会話の教科書

       

      • 中学校を思い出して懐かしい気持ちになる
      • ストレスが少なく、わりと楽しい
      • 中級者以上の人はつまらない
      • 文法もおさらいできていい

       

      →これは中学校や高校の英語の教科書みたいな感じで、それぞれの場面で使われる英語表現を学んでいきます。音読したり、文法事項をおさらいしたりと割と総合的な内容になっています。高校までの英語の内容がかなり怪しい、という人や英語の勉強なんて久しぶりだよ~という人はこれをやるといいと思います。ただ、スピーキングに力を入れたい!と思って来た中級者以上の方は、物足りないと思うので、違うテキストを使うといいかと思います。

       

      結局どうなの?

      これまでいろいろ書いてきましたが、要は好きな授業をとって、違うと思ったら変えればいいんです!やってみないとわかんないもん。英語なんてやればやっただけ効果はあると僕は思います。実際はテキストの種類はそこまで関係ないような気がします。元も子もないですね!

       

      ペラペラになれるの?

      フィリピンの語学学校の授業を受けるだけではやはりペラペラにしゃべれるようにはならないと思います。ここからは勝手な僕の意見を書きますが (怒らないでください)、僕はフィリピン留学は初心者を上級者にするものではないと思います。じゃあどういうものかというと、

       

       

      初心者→毛の生えた初心者

      中級者→毛の生えた中級者

      上級者→フィリピン生活に慣れた上級者

       

       

      こんな感じです。フィリピン留学の醍醐味はマンツーマンでたくさん英語を浴び、たくさん英語を話すことができることです。これによって、必ず英語に慣れることができます。「毛の生えた」というのは英語に慣れた、というのと同じようなものです。

       

      そして毛の生えた初心者が中級者にレベルアップするためには、上記の授業だけでは難しいと思います。もちろん毛を生やさずして次のステップにはいけませんが。

       

      レベルアップのためには自助努力が不可欠

      そりゃそうだと思うんですけど、初心者が毛の生えた初心者になった後、中級者にクラスアップするためには自分でインプットを増やすしかないと思います。日本人はインプットばかりでアウトプットが不足して~なんて言われますが、ないものは出せないですよね。

       

      フィリピンの語学学校には半年以上滞在している猛者たちもいますが、英語が上手かと言われると必ずしもそうではありません。やはり授業だけではレベルアップは難しいのです。それも含めて「慣れる」までがフィリピン留学だと思います。

       

      もちろんしっかりインプットもできるすごい人は初心者から中、上級者になることもできるかもしれませんね。ただね、すごく意志が強い人を除いて、フィリピンでガリ勉するのはなかなか難しいかもしれません。のんびりしたり、遊びに行ったりしたくなりますもの。

       

      まとめ

      フィリピン留学の素晴らしいところは全く英語をしゃべれない人でも安心して、始められて、しっかりやれば、ひとりでワーホリや海外旅行をしても行きて帰って来られるくらいの英語力がつくことです。中級者は会話をすることを楽しめるくらいの余裕が出てくると思います。まあネイティブとの会話はまた別の次元になると思いますけど!

       

      いずれにせよ、フィリピン留学は安く、英語をたくさん練習できるいい機会になると思います。ものは試し1ヶ月くらいは行ってみるといいと思います。

       

       

       

       

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