【ワーホリ】オーストラリアの牧場で働こう!畜産系のお仕事をゲットする方法まとめ
スポンサーリンク

オーストラリアの牧場で働きたい!というあなた。野菜や果物のファーム情報はたくさんあるのに対し、家畜の牧場の話はボランティアワーク以外あまり聞かないですよね。でも畜産系の仕事でだってセカンドビザはとれます。そこで今回は僕が実践した畜産系ジョブの探し方とその結果&感想についてまとめてみたいと思います。

 

オーストラリアの牧場

ワーホリに来た人の中にはセカンドビザを取得するために野菜や果物の農場に行く人が多いですよね。そんなファームの情報はいろんなところにありますが、同じ農業でも畜産業のお話は少なめです。僕は畜産業の経験を積むために、そこにこだわって仕事探しをしたので、その模様をお伝えしたいと思います。

 

オーストラリアの畜産業の募集状況は次のような感じです。

 

今回はWWOOFなどのボランティアワークではなく、お給料をもらえる仕事の求人について書きます。ファームステイの体験記はこちらから

 

 

酪農(乳牛)ファーム

募集は一番多いと思います。なぜなら酪農は毎日乳搾りという仕事があるため人手がいるからです。主にビクトリア州での募集が多いと思いますが、タスマニア州、それにパース近郊でもちょこちょこ募集があるのを見ました。酪農はオーストラリアでも雨が多めで涼しいところで盛んなのでそんな感じになります。

 

募集案件が多い分、酪農が一番門戸が広いと思われます。「経験者のみ」というところも多いですが、探せば「未経験でもいいよ」という募集もあります。未経験での応募は少し大変かと思いますが、無理ではない、というのが僕の所感です。

 

 

馬ファーム

馬の牧場の求人もよく見ます。groomとかって書かれているやつですね。都市部の近郊にも結構あったりします。ただやはり馬を扱う経験が必須なところがほとんどです。あとなぜか女性限定で募集が出ていたりします。経験がある人にはおすすめですね。場所はシドニー近郊をはじめ、いろいろでした。

 

 

豚ファーム

養豚業もちょこちょこ募集が出ています。そして養豚は未経験者歓迎が多いです。豚は基本的に舎内で飼われるので放牧と違って仕事が多く、人手がほしい、というのが理由でしょうか。僕も働いていましたが、慢性的な人不足でした。臭いし汚いのは間違いありませんが、畜産初心者へも門戸が開かれている印象です。

 

場所はQLD州が多めな印象です。ブリスベンの近郊の求人がちょこちょこ出ています。詳しくは以下の記事で書いています。

 

 

羊ファーム

羊は大体どこでも飼われていますが、求人はそんなに見かけません。あっても羊農家はほとんど放牧なので、羊と触れ合うような仕事が毎日あるわけではなく、フェンス張りや、農場の設備のメンテナンスが主な仕事な場合も多いようです。ただ、毛刈りシーズン(夏)や子羊シーズン(秋から冬)には人手がほしくなったりするので、局所的に求人があったりするかもしれません。

 

羊を触る仕事も数十キロの羊をヘッドロックから引き倒して保定したり、子羊を捕まえては台に乗せたり、というような体力勝負な内容になったりするので屈強な男性を求めている場合もあります。

 

僕は子羊シーズンに短期間働いていました。羊農家の営みに興味がある方は以下の記事をを読んでみてください。

 

 

肉牛ファーム

feed lot とかbeef farmとかって書かれている求人などが肉牛のものになります。ただ、肉牛ファームもワーホリに対する求人は少なめかと思います。feed lotは肉牛を太らせて出荷する牧場で、乾燥した内陸部や暑い北の方のエリアにあったりします。その他の肉牛牧場はどこにでもありますが、放牧主体なので仕事は少なめで求人もあまりないと思います。

 

牛を追い立てるために、馬またはバイクに乗れる人を募集していることも多いです。

 

 

鶏ファーム

最後は鶏ファームですが、これは都市に割と近い場所にあることが多いです。シドニー近郊の募集を見かけたことがあります。求人自体はそんなに多くはないと思いますが、未経験歓迎な求人も見た記憶があります。卵を拾い集めたり、鶏を捕まえる仕事などがあるそうです。腰が痛くなりそうですね。

 

 

スポンサーリンク

仕事の探し方

仕事の探し方は何も特別なことはなく、インターネットを使って応募するのみです。僕が主に使ったのは

 

  • Gumtree
  • Back packer job board

 

の2つです。この他にもIndeedやFacebookなどを利用する人もいますね。ただワーホリで畜産系の仕事を探すなら、この2つが使いやすいと個人的には思います。単純に「Farm」で検索すると畜産系の求人がたくさん見つかると思います。そしてあとはCV (履歴書)を送りまくるだけです。

 

ポイントはなるべく早く応募することで、求人が出てから24時間以内に応募することを心がけました。遅くなればなるほど返信が来る確率は下がると思います。

 

履歴書を直接手渡しするアプライ方法もワーホリではメジャーですが、動物関係の農家は病気の持ち込みを防ぐために、関係者以外の立ち入りを嫌がるところもあるので気をつけましょう。

 

戦績

僕が2週間のうちに応募したのは

 

  • 酪農3件 
  • 養豚2件

 

で、いずれも未経験者でも応募可能な求人でした。2週間の短い間でも求人はけっこうありました。上の5件は場所が近くて、条件がまずまずいいところを選り好んで応募しました。

 

 

結果、返信があったのは

  • 酪農3/3件
  • 養豚1/2件

 

で養豚の1件を除いて返信が来ました。しかし、そのうち酪農の1件はもっと経験豊富な応募者がいるから今回はごめんね、という不採用メールでした。

 

その後やりとりをする中で、養豚は3日後から来れるなら採用と言われましたが、すぐには行けない場所だったのでお断りすることになり、酪農の2件は電話面接後、仮採用となりました。

 

ちなみに未経験者可の酪農家では電話面接で、「この仕事がいかに自分の将来に役立つかを話して」と将来のビジョンについて詳しく聞かれました。教育活動の一環としてバックパッカーを雇っているという面や、将来につながる人の方が熱心という考えもあるかと思います。おもしろいですが、びっくりしました。

 

 

牧場ジョブをゲットするために

ここで牧場ジョブをゲットするのに大切な条件をあげます。

 

  • 経験 (ものによけど)
  • 移動手段 (ほぼ絶対必要)
  • あと3ヶ月は働けるビザ (最低3ヶ月なところが多かった)

 

これは絶対条件ではありませんが、求人をたくさん見ていると、これらが必要なものが多かったです。また豚や鶏は経験がなくてもいい場合が多いように感じましたが、酪農などは経験者優遇なところが多い印象です。

 

 

なので牧場で働きたい人はまず、車またはバイクを買いましょう!

 

仕事がなかなかゲットできない場合はWWOOFなどのボランティアワークでもいいので家畜を扱う経験を積むのがいいかと思います。日本でやってきてもいいですね。

 

そして

 

熱意のこもった履歴書を使って素早く応募しまくるだけです!

 

まとめ

オーストラリアで仕事をゲットするには経験が重視されるとよく言われます。そしてそれは牧場仕事でも同じです。僕が牧場仕事歴がほぼないながらも仕事をゲットできたのは、獣医学部を卒業しているから、というところが大きいのも事実でしょう。

 

ただもちろん初心者でも可能な求人はありますし、熱意次第で仕事をゲットすることはできると思います。そしてそれはいかにそれっぽい履歴書を書けるかにもかかっています。ぜひ渾身の履歴書をひっさげてアプライしてみてください。

 

スポンサーリンク
おすすめの記事