スポンサーリンク

大学院留学を志したとき、まず考えることがいかに資金を捻出するかです。そして一部お金持ちの方を除き、ほとんどの人が給付型の奨学金獲得を目指すことになります。そしてこの奨学金の獲得が留学を実現させるための大きな関門なり、大学院自体の合格よりも奨学金獲得の方が大変と言われることも少なくありません。

 

今回は大学院留学を目指す同志を応援するため、ありがたい奨学金のうち、僕が応募した平和中島財団様の日本人奨学金についてご紹介します。ネット上の情報も少なめなので何かの参考になればと思います。※あくまで僕個人の感想ですのでご容赦ください。

 

関連記事

 

平和中島財団の日本人留学生奨学金

平和中島財団とはパチンコの「平和」を創業された中島健吉さんが設立した、国際社会に貢献する人材の育成を支援する独立行政法人です。学部留学&大学院留学合計15名程度の日本人留学生を毎年奨学生として採用し、支援してくださっているありがたい財団です。

 

 

奨学金概要
  • 月額20万円+渡航費
  • 例年10月末ごろに書類締切→2月中旬に面接
  • 英語試験の基準あり(TOEFL ibt 90点以上、IELTS 7.0以上
  • 大体200名程度の応募ら学部留学1名、大学院留学14名を採用
  • 応募書類は推薦状1通、履歴書1枚研究計画&進路計画1枚と簡素 (手書き)

 

 

基本的に月額20万円のみなので学費を考えると少し心もとないかもしれませんが、渡航費の補助も手厚く、欧米への留学なら100万円近くもらえるそうです。太っ腹です。

 

書類は他の奨学金比べるとかなりシンプルなので、書類作成の手間はあまりかかりません。10月になると他の奨学金への応募も落ち着いているのでとりあえず出してみることをおすすめします。

 

スポンサーリンク

書類作成

推薦状&履歴書は他のものと同じです。華々しい経歴があれば別ですが、ここでは差は出にくいと思います。僕も普通に在学中に応募したので、特別な経歴などはありませんでした。問題はA4一枚の留学計画&進路計画です。何が正解かはわかりませんが、とりあえず僕の書類作成への基本姿勢をご紹介します。

 

 

基本の流れ

志望動機やこの手の留学計画をまとめるときには、基本的な流れがあると思います。王道な流れはこんな感じでしょうか。

 

  1. 夢や目標とそのために必要なこと (短期目標)
  2. どうしてそう思ったのか (過去の経験やこれまでの取り組み)
  3. そのために何が必要か&留学の必然性 (研究計画も)
  4. 将来の進路について

     

     

    大切なのは過去&現在→目標というステップがあって、それをつなげるためにその大学への留学が必要である、という流れで納得させることです。当たり前ですね。でもこれを意識していないと、なんだかフワフワした動機になって、まず書類通過はしないでしょう。まあ説得力があれば何でもいいんですが。

     

    僕の志望動機&計画書

    平和中島財団の場合はかなり短くまとめなければならず (500文字程度)、僕は2段落構成でこんな感じで書きました。

     

     

    ① 目標&なぜ留学が必須か

    →まず「私は将来...になって...に貢献したい」「そのために大学院でこういったことを身につけたい」と始めました。その後、「しかしこれを達成するには日本の環境では難しく、留学が必要だと考えました。」と続けます。

     

    ② 実体験&研究計画

    →「学部4年生のときに参加した課外活動で...」とか「こういった研究をしていて、新たな問題に気づいた」とか、なぜその研究をする必要があるのか、どうしてそれをしたいと思ったのか自分の原体験みたいなものを書きます。そして続けて、「そこで僕はこんな研究計画を立てています」と説明します。スペースは限られていますが、簡単に方法なども紹介して、実現可能性や本気度をアピールしようと心がけました。

     

     

    スペースが限られていたので、自分の実績や志望大学の特徴などは書きませんでした。どこの大学はあまり重要視されていないように感じます 。なので自分の目標とそれに対する思いが伝わるように、とにかく熱く書きました。続く進路計画は他のものと同じく、具体性や実現可能性を意識して書けばいいかと思います。

     

    面接編

    書類選考の結果は1月の中旬頃に郵送で届き、面接は2月の中旬に六本木で行われます。詳しい質問内容等は控えますが、面接の雰囲気をご紹介します。

     

    面接室に入ると委員の先生方が5名ほどコの字で座っており、まずは自分の志望動機や研究計画をスピーチし、その後提出した書類をもとに質問を受けます。各々の先生方が気さくに、自由に質問してくるといった感じで、和やかでな雰囲気の中、雑談のような感じで進んでいきました。熱意が伝わるよう、熱い気持ちで面接に臨みましたが、5分程度の短い面接で手応えもなく少し不安にはなりました。結果は数日で届きました。

     

    素晴らしいことに面接の際は交通費をガッツリ支給してくださいます。なんて優しい財団なんでしょう。問い合わせ等にもとても親切にご対応くださって、個人的にとても感謝しています。

     

     

    ※面接まで進んだ人は大体合格する、といったような噂もネット上で目にしましたが、面接官の先生は「支援できる人数にも限りがあるから、ご理解ください」といったようなことを言っていましたし、持ち時間と日程を考えると、面接に呼ばれる人は採用人数よりも多そうな気もするので (わかんないけど)、あくまで噂は噂だと、気を引き締めて面接に臨みましょう!

     

     

    まとめ

    平和中島財団様の奨学金選考は書類も少なく、面接も短いので、何をどうアピールすればいいのかが難しい気がします。僕も「どうせ通らないだろう」くらいの気持ちで応募しました。何が正解かは正直わかりませんが、やはり筋の通った熱意あるストーリーを語ることが大切なのかなと思います。これは奨学金の選考に限りませんね。僕の体験が、少しでも留学を志す同志のお役に立てれば嬉しいです。

     

    スポンサーリンク
    おすすめの記事