ミャンマー象の旅!神聖なホワイトエレファントに出会う!
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ミャンマーを代表する動物と言えばですね!事実ミャンマーには象の繁殖保護を行うエレファントビレッジがたくさんあります。象はとっても大切にされていて、象を死なせてしまった象使いは地方に左遷されるとミャンマーの友人に教えてもらいました。そしてそんな象の中でも特に大切に保護されているのが白い象です。今回はそんな白い象を目指してミャンマーはネピドーに行ってきました。

ミャンマー連邦共和国

ミャンマーは東南アジアの西側に位置する国です。日本からは飛行機で8時間ほど。

ミャンマーの動物と言えば、何を思い浮かべますか?

...そうです。ゾウです。アジアゾウですね。ゾウさんなら動物園でも見られますが、今回狙うのはただのゾウではありません!白いゾウ、ホワイトエレファントです!

 

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ミャンマーの白いゾウ

東南アジアのやインドでは白いゾウは神聖で縁起のいいものとされています。仏教ではブッダの母が白いゾウがお腹に入る夢を見て、その後にブッダを妊娠した、という伝説があります。

 

お隣の国タイではゾウ法なるものにより、白いゾウは国王に献上され、その庇護下で育てられるように定められているため、一般人は白いゾウをそうそう見られません。しかし!ここミャンマーでは白いゾウが一般公開されているのです。

 

白いゾウが見られる場所

  • ヤンゴン - ロイヤルホワイトエレフファントガーデン

- ヤンゴン国際空港からタクシーで北に5分程度。無料。

 

  • ネピドー - ウッパタサンティ・パゴダ

-首都ネピドーのランドマーク的仏塔に併設されている。無料。

 

行きやすいのはヤンゴンだと思います。他の観光の中心でもありますので。ネピドーは移転された首都で周囲には何もありません。どちらも地元民は全員知っているのでタクシーの運転手さんに「ホワイトエレファント」って言えば一発で行けることでしょう。今回はみんながあまり行かない、ネピドーに行ってみました。あえてね。

 

いざご対面!

遠くからもかなり目立っているパコダ。近づくとその大きさに圧倒されます。中では一般市民がお祈りしています。「temple」と言うとここでは僧が住んでいる僧院の方を指すようで、お祈りするパゴダとは表現も区別されているようでした。

 

ひときわ目立つ仏塔の横に...

いました!

ホワイトエレファント!! 

 

ホワイト?

ややピンク

まあそれもご愛嬌ですね。なんとなく有り難い感じがします。

 

ここでは6頭のホワイトエレファントが飼育されているようです。ただあまり近くには寄れず、20mくらいは離れていました。まあ大事なゾウになにかあったら大変ですからね。

どうして白い?

おそらくアルビノと言われる個体です。アルビノは遺伝子異常で黒色のメラニン色素が作れない症状を指します。劣性遺伝のため、アルビノ同士で交配すれば確実に子もアルビノですが、片方の親が普通のゾウなら子はみんな普通のゾウです。

 

 

実験で使われる白いマウスちゃんもアルビノです。

 

ただし!ホワイトタイガーとかホワイトライオンとかはアルビノではありません。

だって黒いところあるでしょ!アルビノは遺伝子の欠損でメラニンが作れないので黒い被毛はありません。黒くあるべき黒目も赤くなります。このホワイトタイガーなどは「白変種」と呼ばれ、氷河期を生き抜く際に、保護色となる白い被毛が有利であったため、その形質を進化の過程で獲得していった種と考えられます。メラニンをつくる遺伝子は正常であるため、黒目は黒いままです。

まとめ

今回は特に苦労することなく、無料で白いゾウにたどり着けました。お隣タイでは一般公開されていないなど、なかなか見られるものではないので、ゾウ好きなら行く価値ありです!観光ならヤンゴンのエレファントガーデンには行きやすいですし、ビジネスでネピドーに来たときも逆にここくらいしか行くところがない (失礼) のでおすすめですよ!

 

ミャンマーへの行き方

  • ビザが必要です。ネットで簡単に取れます。(現在はビザなしに。)
  • 航空券 往復3万円台~
  • フライト約8時間
  • タイでの乗り換えが便が主流。直行便は成田発のみ。

 

注意点

ホテル等の支払いはUSドルが使用可能ですが、ピン札じゃないと受け取ってもらえません。かなり厳しく見られます。現地通貨も持っておくと安心。ATM等は空港や都市部では簡単に見つかります。

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