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タンチョウのについての事前学習

タンチョウとは?

タンチョウはツルの一種でツル科ツル属の鳥です。日本ではこれにマナヅル、ナベヅルを加えた3種のツルが見られますが、タンチョウが最も大型です。日本ではその美しさから古くから愛されてきました。千円札にも描かれていますね。漢字で丹頂と書くようにタンチョウの特徴はなんと言っても丹 (あか)い頭です。多くのタンチョウはシベリアで繁殖し、冬に南下する渡り鳥ですが、日本にいるのは「留鳥」と呼ばれ、渡りをせずに日本で繁殖し日本で冬を越すものになります。日本のタンチョウは一度絶滅したと考えられていましたが、1924年に北海道の釧路湿原で発見されました。以降、保護活動が継続され、現在は釧路湿原エリア~十勝平野で見られるようになりました。

国の特別天然記念物に指定されている。絶滅危惧分類は2類(VU)。

タンチョウの1年

道東のタンチョウは4月~6月ごろに赤ちゃんの孵化ラッシュを迎えます。その後、夏季は子育て期間です。ひなは生後100日ほどで飛行できるようになります。雪が積り、エサが乏しくなる11月頃~3月は保護センターで人工給餌が行われ、多くのタンチョウがここに集まってきます。2月頃から子の親離れが始まり、3月ごろになると新たな繁殖へと向かうために「求愛ダンス」が頻繁に見られるようになります。そしてパートナーを見つけたタンチョウは再び、道東の各地に飛び立ち巣作りや子育てに励みます。

 

タンチョウは同じパートナーと一生を添い遂げる?

よくタンチョウの夫婦はどちらかが死ぬまで、一生連れ添うと言われますが、本当はパートナーが変わることもあります。もちろん一生連れ添う夫婦も多いようですが。そのため春頃に見られる「求愛ダンス」は初パートナーを見つけるために若者が踊っていることもあれば、「既婚」の夫婦同士で踊っていることや、喧嘩して別れたツルが新しいパートナーを求めている場合、さらには浮気ダンスなどもあるそうです。この辺りは人間と同じでしょうか。

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タンチョウ観察におすすめの時期と場所

上述したようにタンチョウは冬の11月から3月ごろになると給餌場に集まってくるため、観察がしやすくなります。特に求愛ダンスが頻繁に見られる2月から3月がベストシーズンでしょう。雪原に舞うタンチョウはとても美しいです。夏でもタンチョウはいますが、観察するのは難しいようです。どうしても夏に見たい人はガイドさんに連絡してみることをおすすめします。

見られるスポットとして有名なのが以下の場所。毎年200羽以上のタンチョウが降り立ちます。

  • 鶴見台 (鶴居村)
  • 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ (鶴居村)
  • 阿寒国際タンチョウツルセンター グルス(釧路市)

いざタンチョウ観察

2018年3月、釧路に潜入。雪道を運転するのが怖かった僕は、あっさりとツアーに申し込みました。もちろん自身でレンタカーを使っていくこともできますし、タクシーで行ってもいいと思います。ただ、僕はカヌーがしたかった。動物いそうなんだもの。なので「カヌーで釧路川下り」と「タンチョウ観察」が一緒になったプランを見つけて申し込んだわけです。検索すれば何社か見つかると思います。

まずは釧路川でカヌー

釧路から北に行った塘路駅に集合し、川に連れて行ってもらってカヌースタート。きれいです。

シカさんもたくさん顔を出してくれます。

木に止まっているのはオオワシ?オジロワシかな?

そしてなんと...

ツルいるじゃないか!

ガイドさんいわく3回に1回くらいし見られないと言われるタンチョウが見られました。感動です。

期待通り釧路湿原の動物たちを満喫したあとは、上でご紹介した鶴居村の鶴見台へ連れて行ってもらいました。

 

鶴見台

道中にも何羽かのタンチョウを目撃しつつ、いよいよ鶴見台に到着!

ツルいる!

3月も最終週ということで数はピークよりもかなり少ないそうですが、それでも充分な数。

求愛ダンスも見られました。写真はもっときれいなサイト様があると思うのでそちらで。バズーカみたいな望遠レンズで写真を撮っている人もたくさんいました。真っ白な雪原にツルが舞い降りたり、飛び立ったり、踊ったりとまさにツルの楽園のような場所でした。一見の価値はあると思います。

まとめ

やはり一番の感動は釧路川の水上で舞い降りたタンチョウを見たときでしょうか。シカやワシも見れて大満足です。タンチョウ観察旅行をする際にはぜひ、釧路川下りも検討してみてください!

釧路では努力のかいあってタンチョウの数は増加中。それに伴って人とのトラブルも増えているようです。野生動物と人とのよりよい環境を目指して、自分にできることを考えていきたいですね。

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