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チベットの文化を感じつつ、ヤクの放牧をみようと思い、僕は四川省の西に広がるチベット文化圏をさまよっていました。ヤクもバッチリ見られたし、山と草原がとってもきれいで僕のお気に入りの場所になりました。今回はヤクとの出会いをご紹介します。

 

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チベットでヤクが見たい

僕は牛さんの仲間が好きです。そして山が好き、というより高山地帯の暮らしが好きです。そういう人間が、チベットの山で放牧されているヤクを見に行こうと思うのはごく自然なことです。みんなそうです。もちろんチベットの人たちの暮らしにもとても興味がありました。

 

ということで、チベット行きを検討していたわけですが、やはりチベット自治区内に入るのはパーミッションが必要だっりしてちょっとめんどくさい。そう思って諦めていたヤク好きな人は僕だけじゃないでしょう。そんな人におすすめなのが、「東チベット」と呼ばれるエリアです。

 

それでは行ってみましょう。今回は東チベットを巡るヤクの旅です。

 

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東チベットとは

東チベットはその名の通りチベット自治区の東側の許可証なく入れる地域で、たくさんのチベット民族が住んでいます。複数の省にまたがって存在するエリアですが、ほとんどの旅行者は四川省の成都から西に行った、カンゼ・チベット自治州を目指します。

 

僕は成都→康定市 (ダルツェンド) →理塘 (リタン) →甘孜(カンゼ) →色達 (セルタ)と周りました。詳しい旅行情報は旅ブログさんなどを参考にされる方がいいと思うので割愛。

 

 

ちなみに康定の安宿は僕の旅行経験の中で3本の指に入る粗末さでした。思い出深い。

宿の屋上にあるテント。まあ500円くらいだしいいか。

これは野戦病院かな?まあ貸し切りだったので快適でした。

 

※注意「ラルンガルゴンパ」がある色達 (セルタ) は旅行者に人気ですが、2018年現在セルタ付近は外国人立ち入り禁止で、捕まるとスパイ容疑で懲役刑や死刑になり得ると発表されています。日本人バックパッカーの間で近年人気になっており、特に日本人を厳しく取り締まっているという情報もあるので注意してください。

 

のどかなリタンの街でヤクに出会う

ヤクはちらほらいますが、放牧しているヤクに出会えたのは理塘 (リタン)でした。リタンはとっても穏やかできれいな場所です。

でもね。標高約4000 m。3000 m超えたら百発百中で高山病になる僕には厳しいところです。当然今回もノーガードで特攻し、しっかりした高山病になりました。少なくとも1日は頭痛と吐き気で動けませんでした。本格派のヤツです。毎度のことなのでもう慣れました。高山病に効くらしい、赤い漢方とかも売ってるんで気休めに飲んだら良いと思います (適当)。

 

そしてこの日は町外れをウロウロしていました。すると、ヤクを連れたおばちゃんがどこからともなく現れました。

はい!ヤク!

はい!ヤク!

ええ。遠いですよ。

だってね。このあとすぐに帰国して、農場実習に出ないといけなかったんですね。中国は口蹄疫がある国。先生からも絶対に牛に近づくなと釘を刺され (近づいてるけど)、着ていたシャツも帰国前には捨てましたよ。ええ。もちろん規定の期間を空けてから農場に行きました。獣医学生として防疫の意識は持たないと!悔しい!ヤク触りたかった!

 

ヤク写真をもっと見たかったあなたはフリー画像でお楽しみください。

乳用、肉用、革用のほか、乗用や荷運び用にも飼育されています。用途が多彩で素晴らしい家畜です。ちなみにヤクのお肉は硬めの牛肉といった感じでした。

 

セルタのチベット料理屋さんで食べた焼きヤク肉

 

美味しかったけど、僕は普通の牛肉でお願いします。

チベットは素敵なところ

チベットの弾圧とか文化大革命が、とかはここでは言及する気はありませんが、僕はチベットの人たちが好きになりました。みんな明るくて優しいし、挨拶してくれるんです。

 

心温まるエピソードもあります。

あるとき、僕が雑貨屋のおじさんに「唇が荒れるからなんかワセリンみたいなヤツない?」とジェスチャーしたところ、おじさんはヤクのバターを出してくれました。「ほら、塗りなよ」とおじさん。もちろんタダで塗らせてくれました。こんなやつ↓

 

でね、ヤクのバターってご存知でしょうか?ヤクのお乳は牛乳の約2倍の脂肪を含むのでチーズみたいな風味のバターになるんです。だからね。唇から芳しいチーズ臭がダイレクトに鼻に届くわけです。一日中。下手したら次の日に持ち込む勢いでした。唇は守られたからいいけどね。

 

景色もお寺も素敵です。空が近くて、高山病もきつくて、チーズ臭もきつい。そんな天国のような東チベットは僕のお気に入りの場所であります。

まとめ

目的通りヤクが見れました。それ以上にチベット文化や人々の暮らしに感銘を受けた旅となりました。今回は家畜化されたヤクしか見られなかったのいで、今度はぜひ大きな野生のヤクを探しに行ってみたいです。

 

チベットエリアは中国政府も敏感なところで、外国人の立ち入りが制限されたり、ゆるくなったりと状況が変わるエリアでもあります。最新の情報に注意しながら無理のない旅行をしましょう。

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